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2011.02.14

天国に一番近い島　ニューカレドニアの教え

もう相当の昔のこと、森村桂さんの小説で有名になった、天国に一番近い島、ニュー
カレドニアに旅した。どの季節に行ったのか忘れたが
ヌメアの飛行場に着くと爽やかな風とコバルトブルーの海、心地よかった。
翌日、オプションで近隣の島に行く事になり、ガイドに聞くと、一押しは、ウベア島、次がイル・デ・パン島とのことで、ウベアまでの飛行機の予約をすると、あいにく、予約が一杯で２番人気のイル・デ・パン島に切り替えた。
ホテルで予約も支払いも済ませていたのでウベア空港で軽い手荷物を預け、イル・デ・パン行きの飛行機に乗り、約３０分くらいで着くと手荷物受取所でどんなに待っても来ない。
聞くと、僕の手荷物は出発のヌメア飛行場から係員のミスで一番人気のウベア島行きの飛行機に主人もいないのに乗せられたとのことでした。
同じ３０分くらいのフライトなので「今頃はウベアにいるのかと」僕は想像する。
初めてこのイル・デ・パン島のオプションで知り合ったカリスマ監督、カメラマンのＳ氏ご夫妻はこの遅れに少しも関心なく明るく会話をされていたのが印象的でした。
夕刻、ホテルに何もなかったように無事、ウベア島から僕の手荷物が部屋に届けられていた。（満喫したかたちをしていたかもしれない）
同行した方から、「宇都宮さんは強運ですね！」と云われ、キョトンとしている
と「自分の分身の手荷物は一番いきたかったウベア島のツアーに行き、ご自身は
２番目に行きたかったイル・デ・パン島に行かれた」
「その上、料金は50％」
「こんな強運の方見たことない」
ものは考え方次第。
天国に一番近い島、ユーカレドニアの教えでした。
　　　　　りんどうの花言葉：「正義と共に勝利を確信する」「気遣う心」　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　創徳企業情報　代表取締役社長　宇都宮徳治

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