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2018.06.07
ラボルト像
ただじっと眺めていると、光の変化で目元がブルーに観えてくる。美しいとおもう。先生も藝大受験・教授時代からこのラボルト像には特段のおも入れがあり、木炭デッサンでこのラボルト像を購入。体温のある生身の恋より、ラボルトのほうがいい。高校時代美術部の連中にこのラボルト像を描くために座る位置が占領されており、本格的な美大・藝大をねらっている同期からは邪魔でしょうがない存在だったに違いない。いま、僕自身が独占し木炭を初めて使う姿は考えられたことだろうか?シルヴィ・バルダンの歌が聞こえ・・・いま、わたしの春と心の奥の愛を摘みたいの?・・・とラボルト像が囁く
10時間かかて初めて描いてみて、ラボルト像は女性のように観える。てっきりギリシャ神話に出てくる青年と思い込んで描いた。できたものを観てみると女性に似ていて技術のなさにがっかり。調べてみるとラボルトはポセイドンの妻アンビトリテなのだ。IMG_2236
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