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2023.01.04
空海の風景

2022年の正月休み司馬遼太郎の「空海の風景」を読了。そして2023年も5回目の「空海の風景」を読む。1992年のバブルが弾けた時、平成6年、人生どん底の2013年。そして4度目の「空海の風景」は井筒俊彦の世界を理解するために。司馬遼太郎氏は新聞記者時代は宗教担当者で京都・奈良で取材の日々。三島由紀夫が書いた「金閣寺」その放火した僧にもインタビューしている。その後の司馬遼太郎さんの宗教人との対談集も恐ろしいほど重厚な人々とされ深い洞察がある。その司馬遼太郎さんが井筒俊彦氏との対談で20人の天才を相手にしているようだとも。一昨年の春先の緊急事態宣言の時、井筒俊彦全集及びその周辺の著作全てをネットで購入してチャレンジしたが歯も立たず。「意識と本質」から。神秘哲学者井筒俊彦氏も密教を世界宗教の中で厳密にとらえている。

それにしても空と海。空海。何と創造的な名前なのだろうか。

 

しょうしゅう

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