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2015.07.14
青木繁 海の幸
国道410号線を布良港に下りるとそこに青木繁が夏休みの2ヶ月をすごした小谷家がある。布良崎神社との間に布良港につながる道があり歩いてみた。110年前の明治37年22歳の青木繁は7月、8月の暑いこの南房総の最南端の港で「海の幸」に描かれているような漁師達の姿を見ていた。
人生の絶頂期がこのように短くもあったが天才に描かせた作品は、僕自身、中学、高校の美術で知り、美術大を受験までさせてしまった。
布良は神話伝説の土地であり、房総特有の力強い風と肌につきささる太陽は海にキラキラと輝き、22歳の青木繁の青春を包んでいた。
2015.7.14
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