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2019.02.25
中川一政美術館 真鶴 
白隠禅師、夢窓疎石、大燈国師、一休宗純の書、風外慧薫の書と禅画をコレクションしていた真鶴の中川一政美術館に行った。胸が躍った。中川一政の書を観ていてまだいいとも悪いとも、僕自身の評価は定まらない。とにかくひたすらに観ることに。中川一政の書に対する思いは戦争で大事にしていた硯をなくしてから、いっそうその思いが強く晩年から始めた。その硯は入江観さんが所有している。常設展には21歳の時描いた「酒蔵」と97歳の絶筆「薔薇」が並べられその批評を永らく中川一政と一緒に仕事をされていた入江観さんが書かれているのが印象的だった。堪能した時間だった。
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