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2017.09.01
鱧から松茸に 
PAOSの中西元男先生からお葉書きが届く。この前お送りした山口周さんの本のお礼。「・・・ようやく生産機関、経済機関に加え、文化機関の重要性が光を浴び始めたとの思いです」と書かれていた。秋には横浜国大で「中西元男の世界展」が開かれ、来年はPAOS設立50周年。記念の催しを考えられているそうな。

8月鱧を食べる会食のお誘いをしたのだが、松茸になりそうだ。

生涯現役、そして仕事が作品となり残る中西元男の世界。羨ましい限りだ。

山口周さんの「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?」に、そうそう、「会社は作品だ」と書かれている。共感だ。このM&Aの仕事もクライアントが最後にどうしたいか、どのような姿が最良か、本人が気がついていなくても、交渉前に描ききることが肝要。それはアートの世界。くしくも2004年に取材に来られ、「仕事人秘録」を書かれた日経新聞の記者は「泥臭いM&A アートに」のタイトルで書かれた。蓋し名言。

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