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2017.07.26
入江観 「澄んでいるか」「張っているか」
ひとそれぞれ良い絵画の基準があるが入江観は「澄んでいるのか」、「張っているのか」2つの基準で観るという。40歳を過ぎた頃に強く意識したと自著「独歩晴天」に書かれている。先週、偶然、日本橋高島屋でばったり会い「9月16日から11月5日まで故郷の小杉放庵記念日光美術館で開かれる10年ぶりの個展の為、ポスター、図録構成の打ち合わせの帰り。今回購入した「晴天清流」も日光美術館に貸し出しとなり、額がきになったのか、我が子のような手放した作品をひと目、創徳のオフィスちょっと寄ってみたいのか画家のこころ模様。本日、TV放映のことにも一切ふれず、入江観そのもの。

今週は女子美教授時代、中学・高校長時代の教え子と軽井沢でスケッチ旅行。8月に入ったら銀座の小料理屋で慰労の暑気払い、僕自身のノルマのスケッチもはかどらない儘。昨夜、入江観の図録を観て深い眠りにつき、朝、元文3年(1738年)3月26日入滅 前住隋流大風浅公禅師の過去帳を開いた。
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(入江観:晴天清流)

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