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2017.02.14
こゆるぎの浜 陸奥宗光(聴魚荘)・大隈重信邸

週末、大磯に行く。快晴のなか、こゆるぎの浜まで降りてデッサン。明治27年、陸奥宗光は別荘、聴魚荘を建てここ大磯で外交史「蹇蹇録(けんけんろく)」の稿成る。陸奥宗光が明治30年に没すると翌年、内閣総理大臣になった大隈重信の別荘となり、現在は古河電工の大磯荘となっている。陸奥の次男が古河の創業者の養子だからかと、勝手に推察し・・・陸奥が獄中でイギリスの功利主義者のベッサムの著作を翻訳しその後出版している。獄中で書かれた妻への手紙。坂本竜馬が認めた外交交渉の才覚。

伊藤博文は陸奥宗光をイギリスに留学させている。その伊藤博文の大磯の別荘、滄浪閣は陸奥の別荘の隣にある。2008年岩波文庫から新訂された陸奥宗光の「蹇蹇録(けんけんろく)」は会社の棚にそのままに。読みたくなった。

 

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