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2017.01.12
ウルフとレオナール・フジタ

千代の富士(九重親方)から贈呈した本のお礼状を頂いた。しっかりした書体。もう10年前になるが爽やかな皐月晴れだった。九重親方の朝の稽古に招待され観に行った。2007年5月11日のブログに掲載した。

その後何回かお会いしたが時代を背負った稀代の横綱は純心そのものだった。しゃれっ気もあり魅了された。レオナール・フジタの絵画を持っていたのをTVで観てなるほど似合うと思った。日本人で物故作家でインターナショナルでいまでも通じる画家はレオナール・フジタ。乳白色の色使いで描かれた絵画は千代の富士が持っていると言うより、ウルフが持っていると言ったほうがぴったりくる。一流の人は一流の絵画を引きつける。ウルフにはレオナール・フジタがよく似合う。

 

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