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2014.04.10
1998年の霧 
大手証券、銀行の統廃合の序章の頃、一ツ橋OBが集まる勉強会に呼ばれた。そして、四ツ谷界隈で飲んだ。早めに統廃合に嫌気が差し、外資や独立系に転職したT氏などプライドの高い連中が多く、そのまま残ったU氏は少数派だった。あれから、十数年、3月末をもって大手証券会社の総研の専務を退任し顧問になった旨のU氏からの挨拶状が僕の手元に届いた。
転職した人そうでない人、それぞれの人生だが、1998年は霧が立ち込めたような時代だった。
僕自身は起業することが日増しに強くなってきた時。立ち込める霧のなかに遅咲きの青年がいたように思う。
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SOTOKU    創徳企業情報(M&A仲介) 代表取締役社長 宇都宮徳治
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