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2011.09.30
岩瀬達哉著 「血族の王」
岩瀬達哉著 「血族の王」は松下幸之助評伝のなかでは読み応えのある本で推薦の一冊。台湾出張前に読みかけていて、読みきらないと何か忘れ物をした感じで一気に読んだ。
オランダ、フィリップス社との提携の経緯、三洋電機の井植氏の離反など今まで書きつくされた物とは違い、驚く記述もあり読み応えがある。
電球事業参入の時の価格、無理な押し込み販売、ラジオ、テレビ参入、そして、VTRにおけるソニーのベーター方式でなくビクターのVHS方式の採用などビジネススクールの教材にもなっているが、幸之助氏がいかに問題に対処したか興味深く書かれています。
また、野村吉三郎(元海軍大将で戦後駐米大使)が松下幸之助氏との関係で活躍したことは初めて知った。
岩瀬達哉氏のこの松下幸之助とナショナルの世紀を読み終えて、何故この本のタイトルが「血族の王」なのか改めて理解できます。
プレジデントブックから出ている「松下幸之助経営回想録」と併せて推薦の一冊。
訓示めいた松下語録を読むよりスキャンダルもあった松下翁の姿がここにあります。
%E3%83%AD%E3%82%B4.jpg     りんどうの花言葉:「正義と共に勝利を確信する」「気遣う心」     
                   創徳企業情報 代表取締役社長 宇都宮徳治
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