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2010.08.04
経済成長とGDP統計の疑問
マサチューセッツ工科大名誉教授のレスター・サロー氏が今後の世界経済成長のインタビューに答え、中印のGDP統計に疑問の日経の記事を読んで同感。
中国の経済成長は今年は10%といわれているが、これは都市部だけで、地方の9億人はゼロ成長。
中国全土が10%成長するには都市部の人口4億人が33%成長しなければならない。地方を含めて中国の経済成長率は3%程度だろう。
また、中国がいずれ米国を抜き世界一番の経済大国になるとの予想にも、NOの回答。
中国の一人当りのGDPは3400ドル。米国は4万7千ドル。中国の過去20年の平均成長率が続いても、追いつくのに100年かかる。21世紀は概ねいまのままの米国中心ですすむとの見解。(レスター・サロー教授インタビュー記事より)
もうひとつこのインタビューで感心したポイントはGDP統計を集計する人間が大統領や首相に更迭される国の統計数字は信じられないと言い切っているところです。
これは、僕自身の愛読書「100年予測」の著者ジョージ・フリードマン氏が指摘することとピッタリ符合します。
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                   創徳企業情報 代表取締役社長 宇都宮徳治
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