創徳企業情報は企業買収と提携の仲介を
専門とするＭ＆Ａファームです。

途中バイクを降り、担当者に弊社場所を確認し来社された。こちらの耳がよく聞こえず、少し大きな声でと。僕が訪問しないのは、自分の会社をまだどうなるのかわからないのに、また、自分の部屋、役員室で先ほどまでは、会社の来期の計画、部下を叱咤激励していた部屋で、自身の会社の売却話をする。その対応はその経営者は社長失格です、これはリクルートの江副さんの教えです、と言うと、ウンとうなずいて話が始まった。機密保持を入れ具体的な買い手候補を開示して・・両親が保有していた土地から野菜加工の事業を始め、気が付けば業界の先駆者になり、地元銀行、信金も後押し、大型な設備を導入して、新工場が出来上がった。景気変動でフル活動といかず、経営を続けたが、銀行からは巨大融資の返済とそれなら工場ごとどこかに・・社長が持参した会社案内と業界で取り上げられたこの業界での活躍記録には満面の笑みの若き日の代表の顔。もう、会社ごと売ることを決めここに来たが、現存の年老いた母親の抵当権がはずれずに・・聞いている僕もグッときた。暫らくしてして先方の巨大な新工場をぜひ見てくれとのことで出向いたが同じ関東圏でも地下鉄、在来線、タクシーを使い高速道路沿いにあるその場所に。案内してくれた本人も、この大型設備は無謀だったのかと。毎日毎日夜も眠れぬ日々。いい、工場ですね、あとは凌いで、頑張って！と言って、暗くなった冬の夕闇を後にした。

対象企業の探索。もう２４年。データの更新を日々、土日も日課のように、その汽水域。海水と真水がまじりあう海域。そこが、宇都宮さんが開拓をしてる場所なんでしょ。とパオスの中西元雄先生。汽水域が一番成長し、良い文化も良い会社も育つところなんです。

探索でふと目に飛び込んできたのはその会社。娘婿が代表になり、本人は会長職に。当時の売り上げの倍に。もちろん利益率は高く、

ここからバイクで来られたのですか。うん、嫁から止められていたんだが、バイクに乗りながら、アッいう間に。バイクはストレス解消に。その笑顔。

• No.1
  

  2009.03.27

  イノテック創生・成長物語2
• No.2
  

  2007.09.06

  瀬島龍三・・・回想録
• No.3
  

  2019.04.12

  雨男　菊山武士
• No.4
  

  2016.01.22

  木村定三という生き方
• No.5
  

  2019.04.15

  鹿野山

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