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2023.12.01
富沢一誠

ラジオから音楽評論家富沢一誠さんの声が聞こえてきた。音楽協会は99年に6000万枚売れたCDが現在半分の3000万枚。なぜ当時メガヒットがあれほど売れたのはドラマ、CMとのタイアップ。いまは歌い手が一人で全てこなしてしまうため、その楽曲歌詞に手を加える音楽プロデューサーがいない。当時は洋楽3000曲を知っている音楽プロデューサーなどざらにいて、どのようなリズムでどう売り出すか、釣り方をを知っていた。音楽の作りてもあるがそれを支えるプロのスタッフの力不足を指摘していた。聞いていてなるほどと。時代をかぎ取った吉田拓郎、尾崎豊はこんごでないかと言うと必ずいるとも。美空ひばりの歌を歌わして美空ひばりを超える人はいない。 十数年前、著名な楽譜出版の案件で買い手候補企業の選定で悩んだ時、同県人のよしみの一言を添え面談をお願いした時、過密スケジュールの中、いとも簡単に快諾され貴重なアドバイスを頂いたことが昨日のように。(後日談)この案件はファンドが先に投資をし、その後一番最初に提案し断られた上場企業の100%子会社として居心地よく収まっている。事業会社のM&A戦略とはこのように気ままなのだ。

荒川朝散歩

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