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2007.05.17
新興株式市場とTOB
本日の日本経済新聞、朝刊に新興3市場、年初来安値の記事。
仕事上、毎日のように公開直前企業や新興市場へ公開を果たした企業経営者にお会いさせて頂くので、マーケットが弱い理由が良く分る。
今週も公開を果たした創業者が一人で来社された。
公開前の去年、担当役員が公開後の株価維持のためにM&A対象事業のご相談に来社されたが、有利子負債もありマーケットからの今後の評価を勝ち取るのが結構大変の様子。
公開後、初めて株価と向かい合う経営者は、新興市場の現状からも、今は特に真剣そのもので、主幹事証券、監査法人との関係も以前に増して相当ギクシャクしている。バランスの欠いた状態はまだまだ続きそうだ。
HOYAが来月、ペンタックスにTOB、子会社化でHOYAに軍配。
昨年12月にペンタックスと結んだ合併基本合意書の中に、今年5月末までは、約30億円の違約金を支払わなければ他社との合併・提携交渉ができない取り決め(日経新聞2007年5月17日3面)で、結構これが効いている。
ブルドックソースTOB。米系投資ファンドのスティール・パートナーズが・・・
証券界で、過去に何度も登場した社名。
今は物言う株主と、待ったなしで向き合う経営陣。
良い悪い関係なくグローバル化が進むと感じる今日この頃・・・
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