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2021.07.02
知の旅は終わらない 立花隆

情報は隠せない。田中角栄、ロッキード裁判を突き止めたのも、各メディアから出された記事を政治、経済、交友などあらゆるジャンルごとに情報を区分し、阿賀野川の土地売買の新潟地方紙の小さな記事から、追及がはじまった。創徳を創業した22年前会社名に情報を入れたのもそこに強い想いがある。情報にどれ程の価値があるのか、M&Aも究極知りえた情報の整理、価値判断に尽きる。立花隆の本を読んで学んだ。「知の旅は終わらない」を読んで井筒俊彦を知る。立花隆が東大仏文を卒業する時読んだ井筒俊彦の「神秘哲学ギリシャの部」を古本屋で読んでこんな世界的な大学者がいるのかと書いている。井筒俊彦は35歳の時この本を書き、イスラム哲学の研究者となり、イラン王立研究所の教授。実際会ってみて全くすごい人だとも。

早速、去年手に入る全ての井筒俊彦の本を購入した。また、司馬遼太郎も立花隆との対談で、司馬遼太郎も実際対談してみて、20人の天才と対談しているようだと井筒俊彦を驚嘆している。「知の旅は終わらない」立花隆を読んで、知の巨人は何事にも貪欲であるから、80歳の人生だったが今後も世代を超えて読み続けられるのだろう。

 

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2020年1月20日初版

知の旅は終わらない:立花隆 文春新書

 

井筒俊彦意識と音質

意識と本質:井筒俊彦 岩波新書

 

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