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2015.03.31
入社式 社長の訓示
僕自身、勤め人の期間がながかったが、新人入社式の社長の言葉になにひとつも感銘を受けなかった。企画室がつくるような言葉に期待するほうが無駄。大企業ほどその傾向が強い。
18歳の時、メキシコに渡り、シケイロス、オロスコ、リベラのように壁画をやりたかった。画家でありそれを紹介した利根山光人さんの等々力の自宅にその思いを手紙にして出した。返事が来た。メキシコの国立美術大学にいくよりまず日本で学んでからのほうがよいと。見ず知らずの田舎の青年に貴重な助言だった。利根山画家は日動画廊での藤田嗣治の展覧会を成功裏におさめその後のレオナール藤田を世界的な画家に押し上げるのだが。
僕にとり利根山光人さんからの手紙は社会にふみだそうとした18歳の新人への貴重な訓示。もちろんいまでも大切に保管している。2015.3.31
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