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2021.02.26
ドラッカーのタイプライター
千葉市美術館で開催されたドラッカー・コレクション 珠玉の水墨画は今振り返っても最高の展示会だった。ドラッカーが収集した118点の室町時代の水墨画が一同に展示された。雪村の存在、雪村の「月夜独酌図」に釘付け。雪村作の同じ他1点は国宝。会場を何回か行き来した後、入口に戻ると、ドラッカーが長年使用したブラザーのタイプライター。年季の入った実物が展示されていた。その存在そのものが作品に観えた。ここからドラッカーの著書が打たれ、レターの返事が書かれ、秘書も持たず、自分で仕事をこなした。
日本での講演料が全て日本の水墨画に投資された。そして、ドラッカー亡き後、相続人の遺族からドラッカーの信奉者の日本人経営者が一括買取、千葉市美術館に寄贈されこれから観れる。
経営にマネージメントという概念を作り、導入したドラッカーはこのタープライター、一つで世に説いた。
部下も持たずたった一人で稼いだこのタイプライターがいまも僕自身の経営の在り方を教えてくれている。
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ドラッカー・コレクション 珠玉の水墨画2015年千葉市美術館で開催された図録 最高の内容の図録
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このタイプライターからドラッカーの著作が生まれた

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