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2021.01.13
奇想の系譜展 辻惟夫(つじのぶお)
遠い昔に観たような錯覚に陥るが「奇想の系譜展」は2019年に開催された。来客の合間の昼休み、日本橋の事務所から上野の森美術館入口まで25分。都合4回ほど観たが刺激的だった。2016年に開催された若冲展は45万人が上野の森に押し掛けた。奇想の系譜展の一人白隠禅師は多大に若冲に影響を与えている。と辻惟夫氏。美術評論家として辻惟夫は奇想の系譜という日本美術史で隠れていた一大鉱脈を見つけ世に知らしめた偉人なのだ。東大駒場寮で理科の成績表を名前を消して「カフカ(可、不可)の世界」と銘打って好評を得た逸話などこの人らしい。
現在日経で連載中の私の履歴書の辻惟夫の右肩上がりのサイン。まさしく辻惟夫そのもの。
奇想の系譜
白隠禅師 (2)
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