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2020.11.20
17歳の手紙 原三渓、川喜田半泥子
小学校の4年の時描いた絵が信濃教育会で選ばれてその後日独交換の絵画で飾られた。当時夏休みの思い出で授業中描いたものだが、鳥かごのジュウシマツを描いていて急に嫌になり、その上に野尻湖の湖底を観た時黒く大きな魚を描いた。夏の野尻湖の湖底は怖かった。弁天島の前には冷たい水が流れており、毎年、泳いでいる人が湖底から呼び寄せられ死ぬとの言い伝えが頭にあり。パウルクレーのように描いた。この絵は担任の先生に問い合わせたが僕の手元には帰ってこなかった。いまでも好きな作品で、当時描いた気持ちににすぐ入っていける。後年、美術は好きだが別にプロでもなく、好きなように描いている。そんなことを書けば芸術書を学んでいる菊山武士先生に怒られるかもしれないが。原三渓、川喜田半泥子が好きなゆえんだ。
利根山光人
17歳の時、洋画家利根山光人さんから頂いた葉書
17歳の手紙8
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