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2024.07.11
老擧荘(松永耳庵)


老擧荘(松永耳庵)ガッシュ6号



松永記念館・老欅荘について


「松永記念館」(まつながきねんかん)は“昭和の電力王”“近代三大茶人”と呼ばれた松永安左ヱ門(松永耳庵)の邸宅跡に開かれた小田原市立の美術館(小田原城にある『小田原市郷土文化館』の分館)。旧邸の一部の数寄屋建築“老欅荘”とその露地庭園や、同じく近代の数寄者・野崎廣太(幻庵)の邸宅から移築された茶室“葉雨庵”、池泉回遊式庭園などがあります。老欅荘と葉雨庵が国登録有形文化財。


「電力王」「電力の鬼」と言われた松永安左ヱ門。各地にゆかりの茶室を残していて、関東では埼玉県にも古民家と庭園『睡足軒の森』が残ります(睡足軒の森の向かいの『平林寺』が安左ヱ門の菩提寺で墓所も)。


その中でもこの松永記念館は晩年を過ごした本宅だった場所。平成年代には小田原市・小田原市土地開発公社によりその貴重な近代の数寄屋建築の解体計画も持ち上がりましたが、保存運動もあり2001年より老欅荘も一般公開。記念館では松永耳庵とはじめ、野崎幻庵、益田鈍翁(益田孝)といった“小田原三大茶人”に関する美術品が展示されています。(HPより)

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