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壺中対談Interview

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2024.08.09
台湾に渡った作品
もう2〜3年前の話しになるのですが、貿易のお仕事をされている方が得意先に僕の作品を送りたいという事で、額装し台湾に渡っていった作品を紹介させていただきます。
未だ一度も行った事がない憧れの地台湾へは、僕自身よりも先に作品が渡って行った。
大学生時代に見た台湾映画(台湾ニューシネマ<侯孝賢やエドワード・ヤン等>)の影響で、芸術文化や社会・ノスタルジックな街並みだけでなく台湾の歴史にも興味を持ち、必ず行ってみたい国の最上位にありながら、行く機会に恵まれていなかったが、作品だけでも先に渡ってくれた事を嬉しく思っていました。
台湾へ渡っていった作品は2点で、「隣」と「日月」。
「隣」は、抽象的な作品のように思われるかもしれませんが、こんな字があったんです。字典にも載っているし篆刻にも使われていた字で、たびたび作品にしている想像力を掻き立てられる僕にとって大事な文字の一つなのです。
「日月」は、時間の流れ・移り変わりのようなものを感じてもらえないかと3枚で一つの作品としました。

菊山武士




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