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壺中対談Interview

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2024.06.07
僕を「雨男」にしてくれた作品
子供の頃から大事な日やここぞという日にはよく雨に降られていた。
遠出をしていて、今日は雨に降られなかったなと思っていた帰りの電車が津に近づいてくると雨が降り始めてくることもよくあった。
知り合いからは、「ウェルカム・シャワー」と言われていた。

そんな僕が、初めて大きな賞をいただいた作品が今日ご紹介する「どしゃぶりのあめ」である。
文化庁所管公益信託「國井誠海書奨励基金」第9回誠海賞という賞で、「奨励基金」という事もあり、賞金まで頂くこととなったのですが、その使い道についてはまた別の機会に。
雨以外の作品も書いてはいますが、雨作品で賞をいただいたり、雑誌や新聞に紹介いただく時は必ず雨作品が使われたり、展覧会のメインビジュアルに選ばれたのも雨作品だったり。
その中でも最初の作品、僕を「雨男」にしてくれた作品をご覧ください。

菊山武士

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