ホーム > 壺中対談 > 篆書作品「衍」            

壺中対談Interview

検索
2026.07.12
篆書作品「衍」

「衍」字は、「敷衍」や「衍字」などに使われるやや日常で見かけることが少ない字であるかもしれない。

「六書」と言われる漢字の分類法の一つの会意文字である。

会意文字とは、二つ以上の漢字(又は、部首)を組み合わせて、それぞれの意味を組み合わせて新しい意味を表すように作られた漢字で、意味と音を組み合わせて作られた形声とは少し違う漢字である。

会意文字で一番わかりやすい例が「林」「森」であるのに対し、現在使われている文字の大半(8割以上と言われている)である形声の文字はさんずい(氵)の「江」や「湖」など(意符:同種の意味を表すもの)と(音符:工〈コウ〉や胡〈コ〉)の組み合わせで作られている文字である。

「衍」字は、「行」と「水」とに従う会意文字で、「行」は十字路の形で街路、街路に水が溢流することをいう、そのため衍余(あまる)や衍盈(あふれる)の意となった。

それらから、①はびこる、あふれる。②しく、ひろげる、ひろがる。③あまり、よぶんな。④ひろい、おおきい。の意味を持つようになった「衍」。

この表現は、いかがでしょうか?

 

菊山武士

 

 

検索
前月 2026年7月  
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
                   
月別アーカイブ
壺中対談ランキング