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壺中対談Interview

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2024.07.18
山頭火を書くと言う事。
自由律俳句の最重要人物であり、今も人気の高い俳人種田山頭火を知ったのは大学生の頃。
はじめて知った句は、「うらうら蝶は死んでゐる」であった。
その時の衝撃は、今も忘れる事がない。
ただ学生が書作品に山頭火の句を書くには、早すぎるのではないか?
その句の意味をしっかりと感じ入り、書として深みのある表現ができるとは到底思えなかった。
ダラダラと時間だけが過ぎて行き、自分もそろそろ山頭火が亡くなった年齢に差し掛かっている事に気づき、書いてみたくなった。
まだまだであるがしっかりと書き続けていきたい。

菊山武士


分け入れば水音

ながい毛がしらが

朝の土から拾ふ
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