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壺中対談Interview

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2024.06.24
福田平八郎 「漣」
昨晩の日曜美術館(再放送)でも放映されていた福田平八郎展が故郷の大分で開かれている。
昨年東京国立近代美術館で開催された「重要文化財の秘密」展で一番楽しみにしていた作品が福田平八郎の「漣」であったが、運悪く作品の掛け替え(前期展示)で見る事ができなかった。ということで今回は何がなんでもと意気込んで大分県立美術館へ。
展覧会のメインビジュアルが「漣」であったので、普通に見れるものと思っていたが、なんとなんと後期展示(僕が行ったのは前期)とのこと。
美術館前の大きな看板で初めてその事を知るショックたるや、、、
しかし会場には、名作が並び次への期待感の方が強くなった。
「雨」「雲」「雪」「新雪」「水」「竹」「筍」「鮎」「鯉」「菊」「朝顔」「鱶の鰭と甘鯛」等本当に素晴らしかった。
福田平八郎の魅力は、その純粋平明で豊かな世界感にある。
単純化された抽象的表現に憧れを感じながら、僕の福田平八郎推し活が始まる。

菊山武士

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