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壺中対談Interview

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2025.03.01
昨日の墨色

立体感のある墨色、筆が紙に触れた所が濃く残り、にじみが薄く広がる。

古墨などを使うと、自然とこのような墨色が出るが、そんな高価な墨を使う事ができないので、色々と試して理想的な墨色を求めるしかない。

だんだんとコツは掴んできているが、前と同じ墨色を作ることは難しい。

墨と紙の相性もあれば、季節や天気によるところもある。

普段は磨ってすぐの墨は使わず、しばらく置いておく事が多いが、昨晩は墨が足りず、磨りたての墨を使う事になった。

それが、なかなかいい感じなのである。

もう少し色々と試してもっと良い墨色が出ないか、ウキウキしながら今も墨を磨っている。

 

菊山武士

 

 

 

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