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壺中対談Interview

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2023.12.06
菊山武士(きくやまつよし)審美眼・美の追求

数年前、壷中居での細川護熙展。この蓮図を選ぶと、後ろから護熙さんがニッコリとして現れた。同席した書家・芸術家の菊山武士先生が宇都宮さんが選んだこの蓮図は練習紙に描いたもの。護熙さんがよほど気に入って作品として出されたものだと。メインに飾られた蓮図は作品、作品として好きでなかった。その後、菊山武士先生と護熙さんは何か話をされていたが、僕にとってはこの審美眼の共有がとても嬉しかった。・・・

今回お送りいただいたゲルハルトリヒター図録は読み物としても素晴らしいものでとてもワクワクいております。今日はこの図録を読むことで徹夜になりそうです・・と菊山武士(きくやまつよし)先生からラインが9時27分に。9時前に爆睡状態なので朝起きてラインをひらいた。汽水域の見直しは75万社に広げ、連日、その中からの選別はとてつもなく、孤独。そんな中、菊山武士先生との美意識の共有、空間を持っていることが、いまの心の支え。実はゲルハルトリヒターは理解しがたく、多分好きにはならないと思うのだが。

細川護熙 蓮図

完成度の高い公式ゲルハルトリヒター展図録

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