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壺中対談Interview

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2023.12.06
菊山武士(つよし)さんとの出会い

ムンク展の人混みを横にそれ階段を下り「見る、知る、感じる 現代の書展」に行くと雨の音が心地よく聞こえてきた。菊山武士さんの書「驟雨」だ。書の世界で音を聞いた。一瞬、小倉遊亀の「径」を想いだした。真夏に日傘をさした母親と娘と犬が一列に歩いている作品だ。驟雨と真夏の日傘なにも関係がないように見えるが、リズミカルな旋律が一緒だ。いっぺんに好きになった。2018年12月のこの展覧会で菊山武士(きくやま つよし)先生の存在を知り、お手紙を出し教えを請うた。

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