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2015.02.17
明治37年の青春
中学校の頃、青木繁の「海の幸」を観て感動した。19歳の時、本物を観た。絵画をみて感動するとはこのようなことかと思った。画家は長生きだ。東京芸大卒業し22歳で福田たねをともない布良に滞在し描きあげた「海の幸」。28歳で夭折した天才画家の燃え滾るような人生、画家としての絶頂期、沸点が22歳とは。明治37年、青木繁が布良に滞在した民家はいまもある。勿論、入江観(女子美名誉理事)さんが懇意にしている大村智(元北里研究所理事、医薬特許で膨大な資産を得るが北里病院、研究所への多大な寄付、女性美術家の育成に努める)さんの協力を仰いだ話はあまり知られていない。
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